What’s New

2026/07/29
当協会理事の渡辺美智子が翻訳を担当した書籍『潜在クラス分析(Latent Class Analysis)』(D. McCutcheon著、古田裕亮・渡辺美智子訳)が、このたび共立出版「計量ワンポイントシリーズ」より刊行されました。

潜在クラス分析は、観測されない「集団の違い」を統計モデルによって推定する代表的な手法です。本書では、その基本的な考え方からモデルの構築方法、結果の解釈、応用例、実装方法までを体系的に学ぶことができ、これから潜在クラス分析を学ぶ方に最適な入門書となっています。

本テーマにご関心のある方は、ぜひご覧ください。
詳細はこちら
2026/07/29
当協会理事の山内慶太が座長を務めます統計関連学会連合大会企画セッションのご案内をいたします。
これまで当協会主催の研究会でも取り上げていたテーマと関連しておりますので、ご関心をお寄せの方はぜひご参加ください。

ーーーーーーーーーーーー
統計関連学会連合大会 @横浜市立大学(2026年9月6日~10日)企画セッションのご案内

「医療・健康データにおける異質性の理解とその臨床的・社会的応用」
医療・健康データでは、患者や地域、医療機関を全体で同じモデルで捉えるだけでは見えない、多様な特徴(異質性)が存在します。近年、個別化医療(Precision Medicine)やEBPM(Evidence-Based Policy Making)の推進に伴い、「どのようなタイプの患者・地域・行動パターンが存在するのか」を明らかにする潜在クラス分析(Latent Class Analysis: LCA)や潜在クラス成長分析(LCGA)、グループベース軌跡モデリング(GBTM)などの手法への関心が急速に高まっています。
統計関連学会連合大会では、このような異質性の理解とその応用をテーマとした企画セッションを開催します。レセプトデータ、公的統計、職員満足度調査、家族介護、更年期医療費など、多様な医療・健康データを対象とした最新の研究事例を通して、多様なモデルの実践的活用をご紹介します。

企画セッション
「医療・健康データにおける異質性の理解とその臨床的・社会的応用」
日時:2026年9月9日(水)13:00~15:00
会場:統計関連学会連合大会 B会場(YCUスクエア Y204)

演題の詳細はこちら
申し込みはこちら
2026/05/18
先日執り行われました第10回ヘルスデータアナリティクス・マネジメント研究会
―AIとヘルスデータサイエンスーを協会公式YouTubeチャンネルにて公開いたします。
動画はこちらから
——————–
◆講演1「イノベーション多産な日本とするためにAIができることとは?」
栗原 聡 (慶應義塾大学 理工学部 教授 人工知能学会 会長)
今やIT後進国日本として、AIの利活用促進は喫緊の課題ではあるものの、昨年からAI依存への懸念についても海外を中心に議論が活発化している。その反面、直近の利益、そして「効率化」と「米国の後追い」から脱却できない日本であるが、この状況がもたらす長期的なデメリットと、あるべき取り組みについて考察する。
——————–
◆ 講演 2 「世界の真ん中でチャンスを掴む ~ 一人称ナラティブからのヘルスケア ~」
大澤 幸生 (東京大学大学院 工学系研究科システム創成学専攻 教授)
生成AIは便利で、その発展は著しい。しかし、AIがデータという「世界の薄皮」によってたっていることを忘れると、様々な問題を煽り出す。本講では、データになりにくい対象として網膜剥離患者の一人称ナラティブを挙げながら、「世界の真ん中」で生きるヒトの健康管理の行方を考える。
——————–
◆パネル討論会 テ-マ: AIとヘルスデータサイエンス
座 長 : 椿 広計 一般社団法人ヘルスデータサイエンティスト協会 理事長
パネリスト: 栗原 聡 慶應義塾大学 理工学部 教授 人工知能学会 会長大澤 幸生 東京大学大学院 工学系研究科システム創成学専攻 教授椿 広計 一般社団法人ヘルスデータサイエンティスト協会 理事長
2026/03/11
第10回ヘルスデータアナリティクス・マネジメント研究会をJST-RISTEX孤立・孤独対策 岡プロジェクトと合同開催いたします。

第10回ヘルスデータアナリティクス・マネジメント研究会
―AIとヘルスデータサイエンスー

【日時】2026年3月27日(金)13時00分~17時30分
※ヘルスデータアナリティクス・マネジメント研究会は第Ⅰ部13:00~15:10開催
【場所】Webセミナー(Zoomウェビナー)
【参加費】無料 ※定員450名(先着順)
【主催】一般社団法人ヘルスデータサイエンティスト協会/JST-RISTEX孤立・孤独対策 岡プロジェクト

チラシはこちら
プログラム詳細はこちら
2025/10/14
当協会の磯部陽副理事長が代表理事を務めております一般社団法人日本デジタル医学会(旧ITヘルスケア学会)が、第1回日本デジタル医学会 年次学術大会を開催いたします。

第1回 日本デジタル医学会 (第18回 旧ITヘルスケア学会)年次学術大会
~デジタルで変わる医療・ヘルスケア、広がる未来~

【日時】2025年10月18日(土)~19日(日)
【場所】国際医療福祉大学東京赤坂キャンパス
     ※銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」A出口より徒歩3分
      有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」A出口より徒歩3分
      千代田線「赤坂駅」徒歩8分
      銀座線・南北線「溜池山王駅」徒歩12分

詳細はこちら

  我が国の保健・医療・介護(以下ヘルスケア)分野は、超高齢社会を迎え、幾多の難問に直面しています。個々の健康寿命の延長、質の高いヘルスケアサービスの効率的な提供などのためには、個々のニーズに即して、各種の健康データ・診療データなどを分析するスキルと、サービスを規定する制度などの知識を併せ持ったヘルスデータサイエンスの専門家の必要性が高まっています。

 実際に、政府レベルでも第5期科学技術基本計画(平成28年1月)で提言された「超スマート社会」では、データサイエンスを活用して健康寿命延伸に向けて新たな価値やサービスを創出できる人材の活躍が想定されています。

 また、社会保障制度改革国民会議報告書(平成25年8月)も、「社会保障制度の機能強化のためには、ICTの活用や医療データの整備など社会保障の重点化・効率化につながるハード面の整備と、それを活用できる人材の育成などソフト面の整備が重要である」と指摘しています。そして、平成26年度からは、厚生労働省が「データヘルス計画」と呼ばれる事業をスタートさせました。 これは国の成長戦略として医療情報(レセプト)や健診結果の情報等のデータ分析に基づき、PDCAサイクルで効率的・効果的な保健事業を実施することで、疾病予防や悪化防止につなげようという取り組みです。

 現場の課題を見出し、新しいデータサイエンスのスキルも柔軟に駆使して分析し、制度など社会的文脈を理解して解決策を提案する力が「ヘルスデータサイエンティスト」には求められます。

一般社団法人ヘルスデータサイエンティスト協会は、今後の我が国のヘルスケア分野における課題を科学的思考で解決するプロフェッション「ヘルスデータサイエンティスト(ヘルスデータ解析士)」の技能の客観的認証、継続的な研修と情報共有の場を提供し、その人材の質保証と教育研修を行うことを目的に設立されました。

  当協会が、広くヘルスケア分野への社会の期待に十分応え、積極的かつ恒常的に活動していくためにも、公共性を持つ学術組織として運営、推進してまいります。

平成29年9月28日
一般社団法人ヘルスデータサイエンティスト協会 理事一同